主任(監理)技術者・現場代理人

国交省の現場経験が少ない方の為に少しでも進め方等参考になればと思います。

施工計画書・総合評価施工計画書の提出について


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施工計画書について

 土木工事書類作成マニュアル(1.施工計画書)にそって作成すれば問題ないとおもいます。記載内容については、工事概要・計画工程表・現場組織表・指定機械・主要船舶、機械・主要資材・施工方法・施工管理計画・安全管理・緊急時の体制及び対応・交通管理・環境対策・現場環境の整備・再生資源の利用の促進と建設副産物の適正処理方法・その他です。マニュアルに詳しい記載内容が書いてありますので見ながら作成してください。

 各現場で施工方法が違いますので詳しくは書きませんが、監理技術者のセンス・会社の方針等が出ますので留意点のみ書きたいと思います。(私が思う事、指摘されたことです)また、簡素化できるものは簡素化しましょう。

 施工計画はあくまでも提出です。請負契約上、請負者の責任施工になっています。請負者が施工計画書に基づいて施工しますという計画なので過剰な記載も検査時に指摘されます。施工計画書に書いた事は現場で実施しなければなりません。なぜならこのように行いますと請負者自身で計画したのだからです。また施工時の記録(写真等)を残して検査時に説明できるようにしましょう。



施工計画作成時の留意点

・工事内容は設計図書の工事数量総括表の写しでもよい事になっています。
計画工程表は契約時に提出する工程表でもよい事になっています。(実施工程管理は行わなければなりませんので、結局は作成する必要があります)

・指定機械は排ガス対策型・低騒音型等の機械を記載します。特記仕様書に機械がのっていますので見てください)使用機械は、指定機械以外の使用機械を記載します。古い特記仕様書は使用する建設機械の写真撮影を行い、監督職員へ提出すると記載されていますが工事書類の簡素化により撮影・提出は不要です。(個人的には写真ぐらいは撮った方がいいと思いますが)

・主要資材は品質証明方法、納入時期を必ず記載してください。また材料確認を受ける対象材料を決定しておく必要があります。

・施工方法は各現場同じものはないと思いますので現場に則した施工方法を記載してください。また、コンクリート、合材等の運搬経路図等も忘れずに記載してください。

品質、出来形管理は共通仕様書に管理項目・頻度が書いてありますので必要な工種を抜粋して記載します。また基準がない工種については、管理する必要がないのではなく監督職員と協議を行い規格値を決める事になっていますので必ず協議してください。

出来形管理の規格値について社内規格をもうけた場合、その根拠(単に80%減じた値で管理する等ではなくと言われました)を記載してください。(同工種の過去の施工実績・現場条件により等)また社内規格値を外れた場合の対処方法も記載すると良いとおもいます。(施工をやり直す・原因を追及する等)

・写真管理は共通仕様書の写真管理基準から対象工種を抜粋して記載します。

・段階確認は共通仕様書に項目が書いてありますので、対象する項目を記載します。

品質証明(対象工事)社内検査項目・検査方法・検査段階について記載します。様式は国総研の書式にあります。

・安全管理は新規入場時からはじまり日常の行事(朝礼・KY・安全パト等)を記載します。また、安全教育・訓練の計画(月ごとに)は訓練内容について記載します。月ごとの現場の進捗にあった計画を立ててください。地震発生時の対処方法、避難場所、作業中止基準(強風、大雨等)の記載もします。また、添付資料としてKYの書式・安全巡視の書式等を添付すると良いと思います。

交通管理については標識の配置図、具体的な規制方法等を記載します。また過積載防止対策についても記載してください。

環境対策は騒音・振動対策、河川等では水質汚濁、家屋調査・井戸調査等の記載をします。

・現場作業環境は現場事務所の位置図、イメージアップの計画等を記載します。

・再生資源は利用計画書・利用促進計画を記載します。

・その他は官公庁への手続き等、地元住民へのパンフレットの配布等の記載をします。

・毎年4月に今年度の重点安全対策が発表されます。その内容の対策を施工計画書に盛りこみなさいと言う指示書がでますので忘れずに記載してください。

・前の現場の施工計画の使い回しはいいと思いますが、施工する現場にそくした計画書を作成してください。

作成が終わったら最低1回は読み直しましょう。人が作成するものですから必ず誤字等間違いがあると思います(いつも読み合わせの時に指摘されます)



総合評価施工計画作成時の留意点

総合評価施工計画書(総合評価方式の場合のみ作成)

 技術提案した内容を具体的に現場でどのように行い管理するのかを記載します。マニュアルにも記載されていますが、現場での施工(実施)方法・確認方法・管理方法・その他必要事項を記載します。

現場によって提案しているものは違うので、具体的にはかけませんが簡単な例を挙げると工事のお知らせ看板を現場に設置しますと記載した場合、看板のレイアウト・大きさ・設置位置・設置期間・確認方法(誰がいつ確認するか)を記載します。

誰がいつ確認するのかは必ず記載してください。
また、請負者・発注者の確認チェックリストも添付します。(発注者も計画書どおりに実施されたか確認しますので)

完成検査までに総合評価実施報告書を提出する必要がありますので書類の整理を行いましょう。
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