| 電子納品事前協議について
電子納品事前協議について（着工前に行います）
工事着工前に発注者と電子納品を行うものについて協議を行います。基本は必須項目のみの電子納品になりますが（基本は日々紙ベースで打合せ簿を提出しているので、２重納品の原則禁止）ほかに電子納品するものがあるか協議します。事前協議チェックシートは国土交通省各整備局のホームページにあります。また作成の手引きも確認してください。
・設計変更審査会（着工前・工事着工後大幅に工事内容が変わる場合）
当初の契約内容と異なる場合または金額が大きく変わる場合に発注者と受注者双方において、「設計変更の妥当性の審議及び設計変更に伴う工事中止等の判断等を行う」と特記に記載されています。現地調査を行い材料が変わる、工法が変わる、工種の追加（発注者発議により）等を双方で了解することです。請負者発議の場合は審査会時の説明資料を作成しなければなりません。変更が多い場合は資料の作成が大変です。資料としては、図面（どの箇所がどのように変わる等の説明）カタログ等（使用する材料等が変わる場合など）金額（当初の請負金額よりどのくらい増減があるか）増額の場合は基本的に当初の請負金額の３０％以内です。資料を作成して発注者へ説明します。一度簡単（大体）作成して発注者に確認してもらった方がいいです。（書類の直しが大変です）また工事請負契約における設計変更ガイドライン（案）・工事一時中止に係るガイドライン（案）がありますので確認してください。設計変更審査会対象工事は特記に記載されています。
・設計・施工技術連絡会議の設置（着工前）
発注者・設計者（コンサル）・請負者の三者において、工事着手前に現場条件、設計思想、施工上の課題、技術提案等の意見交換をおこないます。
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